BLOG 2012年8月アーカイブ

ONOビル

打合せ後、友人と食事にと久しぶりに降りた小倉。
前から気になっていたこの看板だらけのテナントビル。

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ONOビル 竣工1961年
設計 竹中工務店

約50年前から小倉駅前にあることになる。今は看板だらけでわからないが所々デザインを感じる部分が垣間見れる。

アールが付いたバルコニーに横長の連続窓。
外壁を薄くし、バルコニーとの間にスリットを入れたりと同時期に建設された天神ビルや小倉ホテル(旧小倉日活ホテル)など外壁に窓型を配置していく重厚感のあるデザインと異なり当時としてはスッキリとした外観が目立っていたのではと想像します。



obatake


実務と研修

19443b77.jpg外壁と玄関枠の取付完了で室内の工事もドンドン進みます。














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4553cc71.jpg今日は大学の講義で事務所に研修参加中の学生さんも同行しました。














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下地と仕上

fe7fec7b.jpg外壁取付け工事の完了。






















0a869d67.jpg次は事務所で取寄せたサンプルをもとに外壁の色決めです。






















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通気と外壁

4da0de71.jpg今年は長雨が多く雨量も半端が無かったので外部の工事業者待ちが発生し、屋根、外壁、外構工事など予定通り進まない現場も多くあったと思います。

光が丘の現場でも外壁工事が始まりました。



















9dfbe769.jpg防湿シートの上の木は外壁の下地で、シートと外壁材の間に通気層を取る為のものです。
横や縦に入れますが、横材は壁面下から上への通気のため隙間を決められたピッチで入れます。



















58f82ae6.jpg窓廻りはグルリと下地を入れますが、ここでも隙間が重要です。






















f0edd754.jpg室内では2階天井施工の為の足場床が組まれ、天井下地と断熱材が入れられています。
ハシゴの上は天井工事のための足場で、ハシゴの下が天井下の本来の床面(2階の床)です。



















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木とアルミ

15fee016.jpg階段の施工も完了。






















e0e79f34.jpg木製建具のタテ枠施工が進みます。
基本当事務所の設計では壁引込み引戸でガラス欄間付、壁が天井から床まで木枠で切取られた垂壁のない納まりです。




















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a6e0d0db.jpg玄関のドア枠も付いて庇の施工も進んでいます。






















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階段と螺旋

ee78a2f4.jpg現場では階段の施工が進んでいます。階段の3/4が螺旋になっているので施工も時間をかけ丁寧に行われています。
数点の打合せを行い最上段の床厚の修正をお願いしました。












924a42be.jpg2階勾配天井の断熱材施工が終われば天井板の施工へと進みます。






















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高サと眺望

a0bbf0cc.jpg1階はクロスの下地板も施工され壁には棚板なども施工されています。






















b2385b2d.jpg余分な棚受け金物などを出さない為に棚板は壁内部にて固定されています。






















a758a50a.jpg2階も断熱材や下地の施工が進みます。






















5e7cd6b7.jpg2階からは街並、空を高台から望む事が出来ます。






















74ce60ff.jpg2階玄関へは前面道路から数段上がります。






















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